アジアの中の日本!

先日、非日常的な(田舎に住んでいる私にとって)メールを頂きました。
日本は、工業製品は、どんどん海外に向けて、輸出され世界に出て行きました。
パンの世界は、海外(フランス、ドイツ、イタリア)から、いろいろな面で入ってきました。

私たちは、長年その情報を受け入れ、模倣し熟成してきました。
そんなパン業界ですが、アジアの中で見渡すと確かに、日本は、リーダー的な存在になっていますよね!
つい最近まで、中国の方が、当社にも働いていました。(研修目的で!)

次の時代をになう若い方(もちろん年齢じゃありませんよ!気持ちです。)こんなお話は如何ですか?
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2009年3月某日、

突然メールを差し上げて、申し訳ありません。

お世話になっているインド人の大学の先生からこのような話がありました。
「ネパール人の友人が日本のベーカリーをインドで開きたいので日本のベーカリーのノウハウを持っている人を探している」
ということでした。

それで、私に誰かいないか聞かれたんですが、私はただのパン好きなだけで(笑)パン屋の知り合いはいないんですよね。
でも、ふと鈴木さんのことを思い出したので、メールをしてしましました。すみません・・・。
鈴木さんなら、パン屋つながりが広そうで、長年の経営の経験があり、聞いてみる価値があるなって思ったんです。

このネパール人の方は、ネパールやインドで、ホテルや日本料理店、スーパーなどを経営されていて、ネパール政府ともつながりが、強い方らしいです。

それで、探している人材の条件ですが・・・

資金は一切必要なしで(ベーカリーの機材、設備、材料の仕入れはもちろん、住まい、旅費、ビザ取得に至るまで準備する用意があるそうです)共同経営。
必要なのは技術、ベーカリーを運営するノウハウ、現地の人を指導する力、やる気(←重要らしいです)

あと、日本の方式でいきたいので、(インド式はダメ!って言ってました・・・確かにのんびりしすぎなので)少なくともインドに1年は滞在して日本の方式を徹底的に指導ができる人

日本のふわふわのやわらかいパンがいいらしいです。

あと、ベーカリーの規模としては、1日300人くらいお客さんが来るくらいの大きさ。コーヒーショップと併設してもよい。

・・・ざっとこんな感じなんです。
それでお聞きしたいのですが、インドに行って日本の製パン技術を伝えたい!と思うパン職人さんっているのでしょうか??

パン好き・インド好きとしては、インドで日本のパン屋さんができるのは、ちょっぴり嬉しい気がします。
やはり、一般的にインドは危険なイメージがあるのでしょうか・・・。
ネパール人の方は「インド、安全!」って日本語で言ってましたけど。

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鈴木からの返信、、、、、、、、

とても刺激的なお話で、ワクワクしますね。(もし、私が若かったら????)

まず、日本のパンは、受けいられると思います。
問題点は、
・材料が、安定して入手できるか?
・生産機械の購入、メンテナンス
・働く人材の気質、(まじめに、ルールを守って働く)

人材の募集については、
やってみないとわからないのが、現状です。
男性・女性は問いませんか?

私の考えでは、女性の方が、結構行動的で、応募があるかもしれません。
しかし、男女どちらでも、若い方だけでは、少し運営に不安を感じます。

本来は、現場を担当するある程度経験のある若い方とかなり経験のある指導的な方が
(コンサル的立場で)立ち上げの時だけでも必要かもしれません。。。。。。。。。。。。
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以上のようなお話です。

興味のある方は、ご連絡ください。
業界関係者に、話して行くつもりです。

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