About Guruma Vitalグルマンヴィタルとは

パンの森が紡ぐ物語

実は、パン屋の奥にもうひとつ、パン屋があるんです。
パンの森「グルマンヴィタル」は、伊吹山の麓に広がる広大な敷地の中に、多彩なパンの世界が広がっています。店内には「カフェベルウッド」があり、北のガーデンには毎週日曜日限定のパン屋「石窯パン専門店アトリエVITAL」が営業しています。そして、森の奥深くには、薪の火の余熱で焼き上げる「VITAL石窯工房」がひっそりと佇んでいます。
また、パン作りを学べる「パンラボ」、古民家を改築したシェアハウス「良庵」、自家栽培を行う「グルマンファーム」、そして創業70年を超える地域のパン工場「マルセファクトリー」など、多彩な施設が揃っています。
これらの施設では、パンや焼き菓子を一つひとつ手作りし、多くの人が集うことで、まるで食のテーマパークのような世界が広がっています。
私たちは、「ここからわけあう」という想いを大切にしながら、人と人の繋がりを生む、温かい社会の実現を目指し、パンの森の物語を紡いでいます。

GURUMAN VITAL 垂井本店 パンの森

パンの森のイラストマップ

ここから わけあう

グルマンマルセは、思わず誰かと分け合いたくなるようなパンを焼き、みんなが心から豊かになる「パンの森」を育みます。そして、この森を通じて私たちとお客さま、お客さまとその隣人との繋がりを生み、ともにおいしさを喜び合うあたたかな社会を目指していきます。

私たちは1950年の創業以来、3代に渡り、ひたむきにパンを焼き続けてきました。世代を超えてお客さまと向き合い、気づいたことがあります。私たちの社会は、確かに便利に、快適になりました。しかし同時に、個人と地域のつながりが希薄になり、「孤食」というさびしい食事も生まれていました。

パンは、食べる人を満たすものです。お腹だけでなく、心だってそうです。世の中から孤食をなくしたい。私たちは、いつしか「パンの森」の物語をえがくようになりました。誰もがお腹いっぱいで、誰もが笑顔で、誰もが仲よくパンを分かち合う、そんな夢のような森のお話です。

この森を、現実にするために生まれたのが、岐阜県垂井町の「パンの森」です。パンとお菓子を愛する仲間が集まり、ともに助け合い、喜び合いながら、森に焼きたての香りを届けます。広場では誰もが楽しめるイベントが催され、ときに学びがあり、ときに発見があり、ときに感動を共有します。そして、この森で焼かれた「パンの森印」のパンが各地に届けられ、たくさんの人の心とお腹を満たしてくれるのです。

私たちの商品やパンの森を通して、大切な人との時間がこれまで以上に愛おしくなりますように。みんなの心の中に「ここから わけあう」気持ちが育まれますように。私たちは、その願いを胸に、今日も窯に火を入れます。

グルマンマルセ株式会社 代表取締役・GURUMAN VITAL オーナーシェフ|鈴木 政裕-Masahiro Suzuki-

グルマンマルセ株式会社 代表取締役
GURUMAN VITAL オーナーシェフ

鈴木 政裕 Masahiro Suzuki

1980年、家業であるマルセパン(現グルマンマルセ株式会社)に入社。
当時「パン工場」であったがゆえ、焼きたてのパンを提供したい、お客様が喜ぶ顔をみたいとの想いから、翌年1982年に「ベーカリーグルマン」を開業。その後、自身も認めるパンに対する情熱と飽くなき探究心により、数々のお客様に認められ、2002年、石窯パン工房VITAL設立。現在では中部地区に4店舗を展開し、個人向けのGRURMANオンラインストアを開設し、B to Bの通販事業部から全国の大手高級スーパーやフードブティックへパンを供給をするにまで至る。
自店で一番好きなパンは、「大地の恵み(えゴま)」と「石窯パリスエッテ」。