ご存知の方も多いと思いますが、パンの発酵種は、生のフルーツで作ることができます。
「ぶどう なっとったで。」 とパンラボの大工さんが、事務所に届けてくれました。
以前、ぶどうの木を店舗の裏庭に植えたところ 大きくなりすぎて手に負えず、勝手にぶどうが生っていましたが、
なにを利用することもなしに、カフェの改装と時に切られて無くなったという経緯がありました。
建築屋さんは同じ人なので、ひょっとしてどこかの空き地に埋めておいてくれたのかと感激して大騒ぎしてぶどうの木を
探し回った私でした。
結果は…あるはずもない 私の妄想。
でも、頂いたのは、とても立派なぶどうです。 食べてみたら、やはり原生のもの。種がいっぱい。と言うことは、生命力が
たっぷり このぶどう一粒一粒にいきているんですねー 感動です。
そこで、若いパン職人に これを使って パンつくって!! という課題に取り組んでもらうことを約束しました。
どんな パンが完成するやら。
グルマンのパン作りは、70年の歴史があります。 焼き立てだけを店の看板とするだけでは、あまりにもパン作りに
励むことを生業としているとさみしくなってしまします。 パン作りの奥の深さが毎日のちょっとした瞬間に掘られていくんですね。
自分の手から次々と商品が生み出される感動。 それを十分お客様に伝えているだろうか??
グルマンは、ここからまず向き合っていきたいと考えています。