久しぶりに長野へ行ってきました。
マップルの松本でのおすすめのお店の記事に北アルプスの1400メートルに広がる清水牧場その広大な敷地で育った牛やひつじのミルクで作る乳製品は風味豊で味わい深い。
と書いてありました。
まずカーナビに電話番号を入力して目的地の設定をしたらカーナビに検索できない場所でしかも所要時間1時間かかることが、、
エー!!こんなにかかるのかーと思ったのだけれどもひたすらはしりつづけて途中、野麦峠のトンネルには女工哀史を語るべく入り口の壁面いっぱいに絵がかかれていました。
トンネルは結構長く少し不気味な感じでした。
こんな山奥をこえて15.6才の少女が出稼ぎにでて家族を支えてきたんだと昔の人は根性あるなーと感心してしまいました。
やっと清水牧場の看板があったのでもうそろそろかーとほっとして走ること5分。
それらしいものはありません。電話で問い合わせしたら、まだ20分ぐらい奥になります。との返事。 これ以上奥にいったい何があるんだーと半信半疑。
とんでもない奥地に(キャンプ場の奥)にその牧場の看板を見つけようやくついたかと思いきや
舗装のない坂道をひたすらあがるよう促された看板に不安を抱えながらもここまできて断念するもんかと坂道を上ること500メートルにようやくたどり着きました。
お店の方は、平然と接客してくれたのですが、平然としていられない私でした。
スイスの製法で作ったチーズですといわれ....キョトン.... イタリアのチーズの作り方とは違うんです!!ときっぱりいわれ…キョトン… 質問したらいかんかなーとその場の空気を読むのにたけた私は、そうですかとわかったようなフリをして消化不良の頭を抱えて並べてあったチーズ4種類を買いました。
作り手の自信に満ちたしかもぬくもりのあるチーズの顔をみて、ここでも根性入っとるなーと感心してこの感動を一枚パッチリ写真取りたいナーと思ったのだけれども何を観光気分でやっていない!!と一括されそうな空気が漂い言いにくくそのまま帰りました。
そして今日、わが石窯のパン ロデブとカンパーニュで食しましたぞ!!
清水牧場の牛は、笹を食べているらしいです。(そう書いてありました)
なんだか混じりっけのない味を実感させられたそんなおもいでした。